色々と緩和されてきているので、分かりやすくまとめます。
詳しくは個タク協会のHPで確認して下さい。
ここでは自分が再確認も兼ねて、分かりやすく綴っていきます。
年齢による違い
65歳以上の場合
個人タクシーになるには年齢制限が65未満である事が絶対条件です。
老兵は黙って法人で緩く余生を過ごしましょう。
60歳を超えていて個人タクシーを狙ってるなら、是が非でもチャンスをものにしましょう。
35歳未満の場合
年齢が35歳未満の場合:タクシーの乗り始めて同じ会社で継続して10年間無事故無違反である事。
ハードル高すぎてほとんどの人がクリアー出来ないので35歳になるのを待ちましょう。
35歳以上40歳未満の場合
トラックやバスの運転手などの運転歴は50%計算で合計10年間の経験が必要です。
その10年うち5年間はタクシーやハイヤーとしての運転経験が必要であり、なおかつ今現在同じ会社で3年以上は継続して勤務中でる事。
ただし、無事故無違反10年という快挙を成し遂げた場合、下記の40歳以上の条件が適用されます。
40歳以上65歳未満の場合
申請日以前に25年間でタクシー、ハイヤー、バス、トラックなどプロドライバーで10年以上経験があること。
このうち、トラックドライバー期間は50%換算・申請する営業区域で申請日以前の3年以内でタクシー、ハイヤーを2年以上運転経験があること。
年齢についてまとめ
年齢についてはどこも表記が分かりにくいです。
はっきりしているのは、65歳の誕生日というデッドラインがくる前に取りましょうという事。
そしてタクシー歴が10年以上必要である事。
この10年についてはトラックやバスなども2年の経験を1年と計算する50%OFFで追加できるという事。
35歳未満ではまず無理という事。
ここらへんを抑えておけば大丈夫です。
試験と無事故無違反について
経験は10年ですが、無事故無違反については最低でも3年あれば資格を得る資格はあります。
3年で法令試験と地理試験の二つに合格しなければいけません。
無事故無違反5年に到達すれば、地理試験が免除になります。
ここが狙い目です。このゾーンに到達すれば全力でいきましょう!
尚、1点の違反については1回だけ許されます。
んまぁ1点の違反なんてそうそうないのですが。
1点の違反する人は他にももっとしてるだろうし。
せめて2点の違反を一回だけ免除してほしい金なら出すから!(上限5万
無事故無違反のまとめとして、とにかく最低3年間は我慢に我慢を重ねて恥辱と憤怒を友達しながら耐えるしかありません。
一般ドライバーと違い、タクシーして生計を立てている人が3年間無事故無違反でいくのは難易度が非常に高いです。
売上げを上げる気のないドライバーならともかく、売上と無事故無違反は反比例する関係ですので、これを両立するのなら、足元のブレーキと心のブレーキを両方を踏めるようになりましょう。
戸籍について
法人で働いてる営業エリアに戸籍がある必要があります。
個人タクシーですので、住居が個人事務所となるので、営業エリア内に住居が必要となります
エリア外の場合、以前は申請する1年前から戸籍を移す必要がありましたが、今は申請前に移しておけばいいようです。
もしかしたら地域によって違うかもしれないので、最寄りの個人タクシー協会に問い合わせて下さい。
当ブログ管理人は大阪なのですが、大阪では申請前でいいという事でした。
試験について
難易度の高い地理試験と、比較的簡単な法令試験があります。
法令試験はちゃんと勉強すれば、まず受かると言われています。
地理試験は根詰めて勉強しないと難しいです。
とはいえ、60歳前後で合格できますので、無理という事は全然なく、日頃から意識して住所を覚ていきましょう。
法令試験は7月、11月、3月と年に三回チャンスがあります。
ほとんどの場合、試験が終了した次の月から勉強会の受付が始まり、次の月から二か月かけて勉強会に参加する事になります。
法令試験も地理試験でも、勉強会に参加するのがセオリーとなっており、勉強会という集金システムに(約5万)身を任せて合格を勝ち取りましょう。
普通免許でも飛び込みで受けても無駄なのと同じで、これらの試験の勉強会も個人タクシーになるには避けて通れない道として我慢しましょう。
参加する勉強会にもよりますが、たいてい週に2~3回、平日の昼から夕方までとなっており、タクシー業務との両立が悩ましく、売上を犠牲にする必要が迫られます。
もっとも、運転する時間が減るので、逆に無事故無違反率が高まるという気休めにはなります。
試験には事前試験と申請後試験の二つがありますので、これらも説明していきます。
個人タクシーの事前試験
無事故無違反3年やタクシー運転歴10年にはまだ到達してないけれど、先に試験を受ける事はできます。
特に地理試験などは年に1回しかチャンスがないので、先に受けておく事をお勧めします。
事前試験の有効期間は合格してから2年となっており、全ての資格を得る見込みの一年前ぐらいに受けるのがベストです。
2年前からでもいいのですが、全ての資格を得ても、譲渡してくれる人がなかなか見つからず、合格の有効期限が切れる可能性を考慮する必要があります。
また、合格したとしても、その後で2点以上の違反を犯してしまうと当然、全てが水の泡です。
個人タクシーの申請後試験
譲渡してくれる人も見つかり、個人タクシーの申請を出してから試験を受ける制度です。
事前試験と違い、一切の無駄がない反面、失敗は許されません。
せっかく譲渡してくれる人がいるのに不合格しようものなら、本人はもちろん、譲渡相手や間に入った協会の人もがっかりです。
不合格になって心折れて違反するまでがお約束の地獄行きとなりますので、こちらは絶対に合格しておきましょう。
資金について
諸々含めて最低でも200万はほしいところです。
最後は違反が怖いので働かずに遊ぶという人や、譲渡車が高級車という場合は300万円は用意して方がいいでしょう。
そのうち、100万ぐらいは見せ金として用意するだけなので、個人タクシーの申請が通って2カ月ぐらいすれば使えますので、その期間だけ借金するのも一つの方法かと。
実質100万~200万円用意すれば何とかなるでしょう。
コメント
事前試験について質問です。
乗務歴が満たしてない状態でも受験できると書かれてますが、、
事前試験は、運転歴は満たしているが、譲渡譲受の相手が決まってない状態での試験を事前試験と聞いたのですが、
どちらが正しいのでしょうか?
別の記事にも返信しましたが、念の為ここにも返信しておきますね。
大丈夫です!
私も満たしてない状態、無事故無違反2年の状態で事前試験を受けました!
また、私の知り合いで経験10年に満たない方が地理試験を見事に突破して今では個人してます!
条件が変更される前はそうだったのかも。
また地域により変わるのかもしれませんので、2年前の大阪では大丈夫でしたと補足しておきます。
もうすぐ個人さんの地域の協会に電話で確認するのが確かかと思います匿名で聞いても答えてくれます。
ただタクシー経験10年は気をつけて下さい入社してからてはなく、入社して正社員ドライバーとなってから10年です。
ほとんどのタクシー会社は入社して数ヶ月は見習い扱いにしており、その期間はノーカウントです。
酷いとこだと半年ぐらい見習い期間です。
また、コロナで数ヶ月休んでたりすると、その期間も引かなければなりません。
何が何でも無事故無違反で凌いで下さい頑張って!
丁寧なご返答ありがとうございます!
協会や、地域の運輸局に確認してみます!
入社日、見習い期間なども参考になりました。
ありがとうございます。