個人タクシーにおける一か月の必要経費について
個人タクシーを考えてる人にとって、売上や必要経費がきになるところです。
法人にいた方がいいのか、個人タクシーの方が儲かるのか。
当ブログ管理人もとても気になったので、付け待ちしてる個人タクシー数人に聞き込み調査をしました。
まぁ、癖が強いというか、会話に飢えてるのか、たいがい長話されてほぼほぼ辟易しました。
こうならないよう気を付けようとも思った次第です。
そして誰もが、人によって違うと牽制してくるわけで、んなーこたぁー分かってんだよだいたいでいいし、アナタの場合を聞いてんの!
そゆ人達と、協会の人に聞いた話を合算して記していきます。
ガソリン代
当たり前ですが、ガソリン代がかかります。
これこそ人によって様々です。
これを抑える為に、付け待ち中心にしている人もいました。
流しを中心にすると、当然ガソリン代金は高くなりますし、ガソリン車かハイブリット車かガス車でも変わってきます。
こんな場所動くのかという場所に付け待ちをしている個人タクシーはガソリン代金を抑えてるのでしょう。
中には待ってる間はエンジンを切っている、とてもエコ意識の高い人もいました。
その人の身なりが薄汚いのも洗濯を控えて地球を汚水から守るエコの一環なのでしょう。
そのわりにタバコをポイ捨てしてましたが、そのタバコはechoでは無かったです。
ともかく、ざっくりとして計算で流し中心で一日3000円×20日で月額60000円としておきます。
個人タクシー協会費
ここも協会により誤差はありますが、平均5万円といったところです。
私がお世話になる予定の協会は4万円ですので良心的かと思われます。
所属する予定の協会費は事前に必ず聞いた方がいいです。
月会費の他にも、餞別金や宴会、旅行などの名目で別途積立金を徴収するところもあります。
それらを払うのが嫌な人は協会に所属しない、いわゆる野良個人という選択をしています。
それがいいか悪いかは、ここでは別問題なので取り上げませんが、そういう選択肢もある事だけ知っていた方がいいでしょう。
ここでは月に5万円と仮定します。
車の整備代
これは修理代だけではなく、毎年ある車検代やローン返済なども合算していきます。
タクシーですので、毎年車検を12万円と想定して、月に1万円。
250万程度車を5年払いローンとして月に5万します。
そこに何かしらトラブッた時の修理代をプールしておきたいので、これも1万円とします。
なので、合計7万円。
そこに駐車場の代3万円足して、10万円とします。
高速代
これも営業形態によってかなり左右されます。
帰りは絶対一般道マンなら0円ですし、ロング狙いの人はすぐさま帰りたいので乗るでしょう。
真ん中をとって1日1000円と仮定して、20日で2万円とします。
各種保険代
車の保険はもちろん、体の保険は入った方がいいです。
個人タクシーの恐ろしいところは、病気になると収入が0円になるところです。
そんな時にも、最低限の生活と病院代を賄える程度の保険は欲しいです。
「就業不能保険」といって、病気やケガで長期間、働けなくなった時の収入を助けてくれるものがあります。
これに医療保険など加えて、掛け捨てならば1万円あれば十分でしょう。
問題は車の保険で、タクジーは高額設定されてます。
毎年の自賠責でも13カ月38,460円となかなかぼったくってくれます。
1年間なのに、なぜ13カ月なのかも分かりません。謎過ぎます。
月計算で3000円とします。
任意保険ですが、個人タクシーならタクシー共済に入るのがスタンダードで、もっと安心が欲しい人は民間のをつけてもいいでしょう。
それらを合算して、ここでは5万円とします。
税金
個人タクシーですので、確定申告です。
毎年春にドンと払う事となり、とても損してる気分になります。
必要経費などで頑張って、年間500万円の手取りとした場合、おおよそ100万円が税金として徴収されます。
そんなバカなと思うでしょうが、所得が330万円~694万9,000円だと税率が20%です。
ここに控除や家族構成などで実際の支払いはもう少し下がりますが、多めにプールしておいた安心なので月10万とします。
何かあった時や貯金もこの10万円に含まれています。
月の必要経費合計
ガソリン代金:6万円
協会費:5万円
車の整備代・駐車場代:10万円
高速代:2万円
各種保険代:5万円
税金・貯金:10万円
しめて合計が38万円!
あくまで目安です。
駐車場は家の庭なので無料とか、ローン代金、保険の掛け方で変わってきますので、目安です。
高速代、ローン、駐車場を削ると23万円。
んもう、頑張って仕事しなきゃ!
20日働く計算なので、一日あたり3万稼いで月の売上60万円は欲しいです!
月に60万だとしたら、上の必要経費から税金を引いての28万円なので、残額32万が収入です。
その場合は計算を分かりやすく収入30万として12カ月で360万に対する税金なので、ざっくりとした計算で72万円が税金です。
必要経費や売上げを調整して、この年収を329万円にしたら、10%の税率となるので、32万9千円とかなり安くなります。
月に換算して売上げを55万にして、27万円の収入とすれば、このゾーンで生きていきます。
これならばコロナさえあければ余裕なはず!
中には25日出金で一日2万で十分という人もいました。
その人は月に車の積み立てなども含めて15万円が経費だそうです。
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